こんにちわ

『楽しい事は正しい事!』を理念に協創LLPは、人と人とのネットワーク関係(縁脈)をつくり、既存のシガラミや縦社会をかる~く飛び越えて、楽しいビジネスをみんなで協力しながら、創造しています。
大阪市西成区から、岡山県の棚田から、インターネットの画面から、あなたの参加をおまちしております。

2011年2月15日火曜日

~全国地域おこし協力隊組織結成への経緯~

 

全国の地域で頑張っておられる皆様へ!

 

美作市地域おこし協力隊隊長をやらせて頂いている上山在住のかっちと申します。

さて・・・私も岡山の中山間にどっぷりとつかって4年が経過しました。

田舎で生きることの面白さは勿論ですが苦労も多々あるのを日々かみしめています。

元々横浜~沖縄~大阪と転々としながら生きて来た私ですが都会での生き方と田舎での生き方とでは別物といった気がします。

たまたまこの地で弥生時代から続いているという歴史ある棚田の原風景が消え去ろうとしていた地域でしたが、ここを見た瞬間「元に戻したらすごいやろうな!」と思ったのが最初の印象でした。

山間に50町歩からの農地がつい20年ほど前まで現存していたということにショックを受けました。

石垣は江戸時代からつくられて現在に至っている・・・

そんな歴史的遺産をこのままの状態にしておいていいものだろうか。。。

そんなことを大阪西成を本部に置く協創LLPの面々になげかけたわけです。

農業なんてやった事が無いど素人がはたして上山にきて再生なんぞどでかいもんを背負っても大丈夫なんだろうか?

皆そのことを危惧しつつも・・・

『いうたらやる!楽しい事は正しい事!~ありがとうを育む縁脈ビジネスを創造する~』を理念に掲げているからにはやるっきゃないやろ!

ということでこの地域に関わってまいりました。

昨年・・・行政から地域おこし協力隊という制度を導入するに当たり美作市のプロデュースをお願いできないだろうか?

というご相談がございました。当初一名の予定でしたが思わず私を含めて4名の応募になったということで面接の結果東京からゆうと大地がここ上山にやってきてくれたわけです。

ゆうは介護関係の会社を群馬で経営しておりましたがそのスキルノウハウを地域づくりに役立てる事ができないだろうか?と日々模索しつづけながらチャンスを伺っていたそうです。

そのチャンスが今回の美作市上山の協力隊募集と合致したということで現在同志として活躍してくれています。

大地は法政大学を休学して二年こちらで地域づくりの実践をしたいということでがんばってくれています。

本当にありがたいことだと思います。

私もこの地で活動して当然に愛着もありますが協力隊になったのを機に全国の協力隊や地域づくりに奮闘している皆様のところに押しかけていって実際の生の声を聞かせていただきました。

勿論地域おこし協力隊の活動費を利用させて頂いてです。

北海道~新潟~長野~千葉~山梨~三重~奈良~和歌山~京都~四国全般~淡路島~広島~島根と愛車のパジェロで爆走しました。

TwitterやFacebookで知り合った人達を頼りに地域の外からではなくその内から攻めた協力隊としての一年目を過ごしております。

その出逢や活動の生の声を聞いていて感じたのは皆色々なしがらみや風土や地域のシステムなどに悩みを持ちながら日夜奮闘している姿でした。

 

これだけの社会的貢献活動をしているノウハウと知恵を共有するべきではないのか・・・

行政を窓口としているだけに理不尽な扱いをされていないか・・・

10提案ことのいくつが採用されてどう動いているだろうか・・・

どの様な企画を考えているのだろうか・・・

等々あげればきりがありませんが・・・

 

そういったことを組合組織(LLP)としてシンクタンク的に運営していくことはできないだろうか?

と考えておりました。

私が考えるに地域づくりとは縁脈づくりだと思っています。

人の繋がりが新しい何かを創造していく・・・

個で格闘するよりは個の群れを形成していく必要があるのではないだろうか・・・

そういったことからNPOでもない社団法人でもない何か組織を形成することが大事だと。

そこで注目したのは有限責任事業組合(LLP)という組織です。

これについては私自身協創有限責任事業組合(LLP)を四年前から運営していてとても都合がいいシステムだということ。

組合員が世代業種に関係なくフルフラットなる関係を構築しやすい組織であること。

など既に実績をもって皆さんに説明しやすいということを加味しての提案をさせていただくことになりました。

これはあくまで仮称ですが楽しい村という空間を創造する集団として”村楽有限責任事業組合(LLP)”というネーミングを考えて昨年7月から動いています。

勿論仮称名ですから皆さんで考えて変えて頂いても結構です。

 

昨年島根農業サミットの視察研修で飯南町にいったのをきっかけにスカイプ等を利用して意見交換を数回しながら今回の実行委員のVEN・かっぴい・まさどんと急遽第一回サミットを飯南で開催しようという運びになりました。

http://ueyama.posterous.com/llpin-0

 

こういった事に共感していただける全国の同志が集い、それを志縁してくださるサポーター組織を形成しこれからの各地域で個別にとり行われているロスを無くしより効率的に生かせる仕組みづくりをしていこうではありませんか。

この組織は誰かが頭をはるとかいう組織形態ではありません。

ここに参加してくださる皆様一人ひとりが棟梁になるのです。

その方向性を決めるのも私達一人ひとりだという認識の元よりグローバルな展開をしていければと思います。

 

3月6日~7日の第一回全国地域おこし協力隊サミットin島根を成功させ遅くても6月設立に向けて稼働させたいと思います。

全国の同志のご協力の程宜しくお願いいたします。

 

2011年2月15日

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