ここ美作市上山で生い茂ったクヅ野原と格闘してきたこの4年の道のりはなかなか楽しいながらも苦しいものでした。何よりもの財産は棚田再生の同志が増えたことと地元の方とすっかり馴染んで今では皆さんが認めてくださっているという信頼感をもらえていることかもしれません。
毎日自分達で作ったここ上山の棚田米を食べ
毎日ここらへんでとれた猪やら鹿やらを食し
毎日ここで創っている野菜を食べ
毎日おいしい空気の中で生活し
毎日ここの水でお風呂にはいり
・・・
と上山三昧な日々をすごしております。
そんなある日・・・
FacebookにMenpeiが呟いていた宝塚メディア図書館でのアートディレクター@水谷孝次という名前を目にしました。当然にそういうものに疎い私ですのでふ~ん・・・って見ていたのですが情熱大陸の動画のリンクがはってあったのでみてみたら東京のいきったおっさんというイメージはまったくなく・・・
なに?この人おもろそうやしめっさひとなつっこそうやし腰ひくっ!!
そうなんです。僕すごいくせしてこういう一見普通のおっさんって大好きなんですよ(笑)
僕も当然におっさんなんですけど僕のまわりにおるおっさん達もけったいな人がおおいんですこれが・・・
そんな自分の直感からふと棚田でMerryをっちゅう妄想をモメと裏ですすめておりまして・・・
実際に宝塚メディア図書館へGO!
受付で畑祥雄理事長にお出迎えしていただき会場へ!
始まるやいなや・・・ワコールやと・・・この雑誌しってる~・・・うわぁすげ~このおっさん無茶苦茶有名な人やんけえええええええ
とある意味僕がディベロッパーやらゼネコンやらでバブリーなことをしまくっておった時代とラップしまくりできいててだんだんと涙がでそうになってきている自分がそこにいたのです。
なんやろうなぁ
ディベロッパーなんてそら最後は一兆円の負債でつぶしてしもうたど真ん中におったし・・・
ゼネコンでは僕も金の力にものいわせて30億くらいの現場を一年半ほどで突貫でやったりしてたわけで・・・
そういうなんというか正気を逸した行動の数々が水谷さんがはなされている言葉の一つひとつに共感したわけです。
【この人とはほっといてもいつか繋がるやろ。。。】それが僕の心の声でした。
僕の性格上なにがなんでも・・・とかいう感じではないのでその場は次の予定があったのでその場をあとにしました・・・
その夜モメから水谷さんあてのメールが僕もCCにいれてくれたメールを目にしました。
よし!僕も上山という現場監督の立場からモメの援護射撃をせな!!
ちゅうことでそらいうたら強烈なメールをおくったったんです(笑)
ま・・・いつものことですけど。。。
そう・・・モメと僕の対水谷孝次の心の涙腺にひびくような熱きメッセージをぶちかましました。
勿論3月に出版される英田上山棚田団~限界集落なんて言わせない!~の元原稿も添付して!
打てば響くとはこの事でした・・・
なんと水谷さんから私達に帰ってきたメールには棚田でのMerryProjectの様子をいれこんだ資料が添付されているではありませんか!
そう・・・私達はMerryRiceなる水谷孝次デザインを対面とメールだけでGET!したのです(笑)
勿論そんなすごい人に払えるお金などあるわけもなく・・・出世払いで♪
そこで私が彼にお願いしたことは・・・・そう出版される本に是非Merryな写真をいれたいのです!
これでした。
せっかく闘魂注入して出すNPO法人英田上山棚田団の処女作ですから200%の力をぶちこんだものにしたい!
その思い入れだけでした。話は冗談のような本当の話に展開し・・・
2月7日その日がやってきました!
こちらの体制は万全です!
各種メディアや行政や地元に声をかけ!当日は100名を越える大イベントへと!!
棚田で大勢の人が傘をもちそれを「1・2・3・Merry!」の水谷孝次の声で一斉に広げる!!
夢のようなことが二週間足らずで実現した感動的な一日でした。
その夜はさいぼぅ庵の囲炉裏で遅くまでみんなで鍋をつつき・・・酒をのみ・・・
なんと!!翌朝早朝くらいうちから荷台の車で水谷孝次につきそって小豆島のMerryProjectにサポーターとして急遽いってきました。
そのよも渚というへんてこりんながら最高にうまい肴と酒をのませてくれる店でへべれけになるまで盛り上がり・・・一気につぶれて小豆島からダッシュしてきました。。。
正直彼らと動いていてほんまにしんどいなぁ~と思いました。
彼からこれを10日間あっちゃこっちゃで展開したわけで・・・やっぱこういう人の情熱の凄さに驚かされました。
さすがに情熱大陸にでるだけのことはあります。
僕はまだまだだなぁ~~~(笑)
この展開が四季を通じて子供達を巻き込んだMerryな学校Projectなどともすすめながら世界をもまきこんだ展開になろうとしています。
ここ上山という中山間のどこにでもある空間にMerryな笑顔がひろがっていくのです・・・
自分のところさえよければいいのではなくってみんながMerryになれる!
そんなムーブメントをこれからもみんなと一緒になってやっていければ最高ですね♪
最後に坂出から水谷さん・丸尾さんと一緒になってディレクションしながら動いていたフミメイにご苦労様といいたいです。ありがとうございます。
MerryProject
>>http://www.merryproject.com/
MerryIslandProject
>>http://www.merryproject.com/merrynews/archives/5316 *文中でのおっさん・呼び捨て的表現は心からの尊敬の念をこめてあえてそうさせていただきました。あしからず。3日目 MERRY at 上山棚田
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